秋を健康に過ごすために
秋を健康に過ごすために
これから季節は秋に向かっていくのですが、
秋という季節は過ごしやすい反面、日中と朝夕の温度差などの関係で
自律神経系の働きが弱り体調不良を感じやすくなります。
ということは、今夏バテを感じている人は
年末近くまで「何となくだるい」などの体調不良を感じながらの
生活を送らないといけない羽目になりかねません。
そういった方も多いと思うので、今日は疲労回復に必要な睡眠について書いてみたいと思います。
身体の疲労を回復させるために重要な役割を担う睡眠。
あなたはしっかりと睡眠はとれていますか?
質の良い睡眠をとれないと「仕事のパフォーマンスの低下、家事の効率の悪さ」は避けられません。
睡眠時間5時間を続けると「疲労回復のためのホルモン分泌が10~15%」も
減少するので疲労が蓄積してしまいます。
疲労が蓄積すると生きていくうえでのパフォーマンス低下だけではなく
精神的な疾患、大病へも影響していきますので今一度睡眠の質、睡眠時間などをみなおしてください。
まず睡眠時間なんですが、最低でも7時間、どんなに短くても6時間はとるようにしましょう。
夜更かしも早寝もしないことも大切です。
要は生活のリズムを作るということです。
そしてそのリズムを休日でも崩さないことが大切です。
また睡眠時間で糖紛の代謝が悪くなり、睡眠時間が5時間だと
糖分の代謝が30~40%下がり太りやすくなることもわかっています。
休みの日に「寝溜」と言って、寝すぎてしまうと体内時計が狂い、元に戻すのが大変になりますので休日も規則正しく
起きるようにしてくださいね。
では睡眠の質を上げるために一番簡単なことを紹介しますね。
それは寝る90分前に38~40度のお湯で入浴するということ。
浴槽に浸かると深部体温が上昇します。
深部体温は上がるというより下がる性質があり、この下がったタイミングで
人は眠くなります。
その深部体温が下がるのが入浴後90分ということなので、
いつも寝る時間から逆算して90分前には入浴するように心がけることで
あなたの睡眠の質が良くなるようにしていきましょう。
後は、後頭部、と仙骨の周りの筋肉が緊張していないことが睡眠の質を上げるためには必要です。
この部分の筋肉が弛んでいると交感神経から副交感神経の切り替えがスムーズになり、
睡眠に入りやすくなります。
筋肉の緊張を自分で緩和することは難しいかもしれませんが、なるべきストレッチなどを行い筋肉が柔らかい状態を維持してくださいね。
睡眠時間が短いと風邪をひくリスクも上がります。
しっかりと「体を休める」ということをできている・・・という人が日本人は極端に少ないように思います。
一日のうちに適度な運動、バランスの取れた栄養の摂取、そしてしっかりと休む(質の良い睡眠)ことが健康で過ごすためには必要です。
いつまでも元気で過ごしていけるよう、今から生活のサイクルを作っておきましょうね。